入れ歯の取り扱い方はどうやって行いますか?
入れ歯の作成を考えている方や、新しく入れ歯を作った方が疑問に感じるのは取り扱いやメンテナンス方法ですよね。
正直入れ歯の取り扱いってちょっと面倒くさいイメージがあるかと思います。
実際入れ歯を使用し始めた時にどのような事に注意が必要なのかをお話して行きたいと思います。
入れ歯の取り扱いはどうやって行いますか?
入れ歯は毎日使用するものなので、ご自身の歯と同じように毎日お手入れが必要です。
取り外しができる分、歪みやバネのゆるみなども出やすいため正しい取り外し方や定期的な歯科受診も必要になります。
お手入れやメンテナンスが行き届かないと入れ歯が壊れやすくなる、合わなくて痛みを感じやすくなる可能性が高くなります。
入れ歯の正しい出し入れ方法はありますか?
入れ歯をつける時は指で入れ歯の位置を合わせ、垂直に押し込んで装着します。
外す時はバネを指で垂直に下げて、完全に外れてからお口の外へと出します。
慣れてくると舌で外す方もいらっしゃいますが、負荷がかかりやすくなってしまい壊れてしまうため絶対にやめてくださいね。
入れ歯は患者様の歯や口の構造に合わせて精密に作成しておりますので、間違った取り外しをされると入れ歯の破損や、バネのゆるみが出やすくなってしまいますので注意が必要です。
入れ歯の洗浄方法とは?
ご自身の歯と同じように毎日流水下にて洗浄します。
入れ歯専用ブラシが販売されていますので、そちらをご購入いただくと衛生的に長くご使用いただくことができます。
お使いの入れ歯にあった洗浄剤をお買い求めいただき、夜寝ている間に漬けるようにしてしっかり薬液消毒まですると臭いの原因も抑えられます。
ご自身の歯を磨く歯ブラシと入れ歯を洗うブラシは併用してしまうとどちらも汚れを落としきれなくなって不衛生になってしまいますので、必ず分けるようにしましょう。
入れ歯の保管方法とは?
入れ歯は小さいものだと1本から作成致しますので、その辺に置いておくと紛失してしまうリスクがございます。
必ず入れ歯専用の容器をご準備いただき、保管するようにしましょう。
乾燥すると変形の原因にもなるので、容器の中にお水を少しだけ入れて保管します。
夜寝る前に外す方が多いと思うので、保管する際に一緒に入れ歯洗浄剤を入れることをおすすめ致します。
入れ歯の使用頻度はどれくらいですか?
入れ歯を作成したら、なるべく毎日使用するようにしましょう。
基本的には朝入れてから夜就寝するまでお使いになっていただき、少しずつ慣れていっていただく必要があります。
入れ歯を使っていく中で大体の方が粘膜や歯への当たりが気になる、バネのきつさや入れ歯の緩みなど気になるところなどが出てきますので、歯科医院で調整してもらってください。
違和感があるからと使わなくなってしまうと、残っている歯の位置が移動し、せっかく作成した入れ歯が合わなくなってしまいます。
入れ歯安定剤の使用を考える
基本的には歯科医院にて入れ歯の調整を定期的に行い、少しずつ慣れていくのが理想ですが必要に応じて安定剤を使用するのも手ではあります。
痛いところやゆるむ所に安定剤をひき、粘膜に密着させると症状を緩和させる事ができます。
ただ入れ歯を一時的に安定させているだけなので、必ず担当歯科医の調整や受診は必要ですのでご注意ください。
不衛生な安定剤が長期で粘膜に触れていると粘膜に炎症が起きてしまうので、毎日しっかり入れ歯の洗浄を行い衛生的に保つようにしましょう。
入れ歯をご自身で調整するのは絶対にやめてください
入れ歯は取り外しができるので、ご自身でも痛いところやゆるんでしまったバネを確認することができます。
器用な方は自分でヤスリなどを使用し磨いてしまう方や、バネを調整してしまう方もいらっしゃるようですが絶対にやめてください。
ご自身で調整されてしまうと思わぬ破損がおきる可能性や、歯医者での修理もできなくなって新製する可能性もでてきて参ります。
入れ歯は歯科医師と歯科技工士の元で患者様のお口に合わせて精密に作っておりますので、気になることがありましたらいつでもご相談ください。
入れ歯は正しい取り扱いで長く衛生的に使うようにしましょう
上記のように間違った扱いをしてしまうと、せっかく作成した入れ歯が使えなくなってしまいます。
入れ歯を新しく作るとなると時間も費用もかかってきてしまうので、正しい取り扱いをしなるべく長く心地の良い入れ歯を使用できるようにしましょう。
医療法人さかの歯科
〒610-1146 京都府京都市西京区大原野西境谷町2−14-13
洛西ニュータウン 境谷センター商店街内
TEL:075-331-7070
Google情報:https://g.page/r/CfLjKV1yR4GCEAE
入れ歯専門サイト:https://gishi-kyoto.com/
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。