歯が抜けたまま放置するとどうなりますか?

虫歯や歯周病・加齢による歯肉の減退や事故などで大切な歯が抜けてしまった時、皆様どうされますか?

 

歯医者に行く時間がなくそのまま放置…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

歯が抜けた後に放置してしまった時どんな事が起こるのか、今回は歯が抜けてしまった時どうしたらいいのかご紹介したいと思います。

 

 

 

歯が抜けたまま放置するとどうなりますか?

 

大人の歯(永久歯)は親知らずをのぞいて全部で28本ございます。

 

歯が抜けてしまった時28本のうちのたかが一本2本の歯と思いがちなのですが、その大切な1本の歯のおかげで体全体のバランスがとれて見た目も美しく衛生的に見えたり楽しくおしゃべりできたり美味しく食事を楽しむことができるのです。

 

抜けた歯の位置や本数にもよりますが、歯が抜けたまま放置すると上記のことがしにくくなってしまう可能性や歯・お口だけでなく体や生活に悪い影響がでてきてしまいます。

 

では具体的にどんな事が起きてしまうのでしょうか?

 

見た目も変わる⁈歯が抜けたまま放置した時の外見への影響

 

ご自身の前歯が抜けてしまった時は想像しやすいかと思います。

 

スマイルラインと呼ばれる前から数えて4番目までの歯が抜けてしまった場合、ニコッと笑った時やお食事でお口をあけた時にすきっ歯になってしまい見栄えがよくないですよね。

 

そのうえ唇の張りも損なわれるので、お口まわりにシワが寄ってしまう可能性もございます。

 

奥歯の場合も同様にお口を大きく開かない限り見た目の大きな変貌はありませんが、頬がこけて見える・シワの原因・顎がたるむなど老けた印象を与えてしまいます。

 

 

 

生活面も心配!歯が抜けたらこんなに大変です

 

1上下が噛み合わない

 

歯は歯列という綺麗なアーチ型を築いて並んでおります。

 

上の歯と下の歯は咬頭という歯の噛み合わせるギザギザの部分がうまく噛み合うように並んでおります。

 

一本歯が抜けてしまうと噛み合わせる歯がなくなってしまうので、咀嚼しづらくなってしまう可能性が高いです。

 

そのまま抜けた歯を長期間放置してしまうと、噛み合わせる反対の歯が伸びてきてしまいその歯の寿命も短くしてしまいます。(挺出)

 

抜けてしまった歯の部分をかばって反対の歯のみで片噛みをしてしまうと、右と左の顔面の筋肉量が変わり噛んでいない方の頬がこけてしまい見た目にも影響が現れてきます。

 

筋肉量が変わってくると顎関節の痛みや首や肩のコリ・ひどいと体幹にも影響がでてきてしまう可能性もございます。

 

2歯の位置がずれてくる

 

どんな方でも歯は随時少しずつ移動をしており、歯列や舌・噛みわあせなどの口腔機能により綺麗なアーチを保てています。

 

その為歯が1本でも抜けてしまうと隣の歯のストッパーがなくなるため少しずつ歯の位置がズレ始めてしまうのです。

 

歯の位置がずれ始めてしまうと、見た目の変貌・噛み合わせのズレ・咀嚼に問題発生・噛み合わせが合わなくなる可能性が出てきてしまいます。

 

3 しゃべりづらくなる

 

歯が抜けてしまうと抜けた歯の隙間から息(空気)が漏れてしまうため、「ハ行」「ラ行」「サ行」の発音がしにくくなります。

 

舌で歯をタッピングするような発音の「タ行」は、歯がないと支えがないため発音しにくくなり相手も言葉を聞き取りづらくなります。

 

高齢者の方で発音が聞き取れない原因の1つに歯が抜けてしまった事も挙げられます。

 

4食事やツバが飲み込みづらくなる

 

お食事する時に噛んだものを飲み込むことを嚥下と言います。

 

嚥下の際は舌で歯や歯肉・粘膜を押さえ口の中を密閉し、陰圧をかけて飲み込むので、歯が抜けてしまうと嚥下しにくくなる可能性・嚥下がうまくできず誤飲の可能性が高くなります。

 

もし歯が抜けてしまったら?大切なこと3つ!

 

1まずは止血を!

抜けたばかりの歯だと粘膜から出血していますので、まずはすぐに止血の処置をしましょう。

 

綺麗なティッシュやガーゼなどを小さく丸めて、抜けた歯の歯肉を圧迫して止血します。

 

通常は数分で止まりますが、既往歴や服用しているお薬によっては血が止まりにくい可能性もありますので注意してください。

 

2腫れてくる?感染症の心配も!すぐにかかりつけ歯科医院に連絡を!

 

止血処置をしたら、すぐに歯科医院に連絡してください。

 

歯科医師の診察で止血確認と抜けてしまった歯や粘膜・歯を支える骨の確認を行います。

 

この時抜けた歯も一緒に持ってきて下さいね。綺麗に抜けているのか、歯肉の中で折れて残ってしまっているのかなど治療の判断材料になります。

 

後々腫れてきてしまう事もありますので、自己判断せずかならず医師の診察や指示を受けましょう。

 

3抜けた所はいじらないで!

 

意図せず抜けてしまった時や歯科医院で抜歯処置を受けた時も同様に、抜けた歯肉の部分は触れないようにしましょう。

 

・歯ブラシは当てない(他の歯はいつも通り磨いて下さいね)

・指でさわらない(指に付着している菌が入り込んでしまう為)

・強いうがいをしない(血のかさぶたが取れてしまう為)

・抜けた所を舌で触ったり吸ったりしない(菌感染の防止、かさぶたが取れてしまう為)

 

上記の事に注意して下さいね。

 

抜けた穴(抜歯窩)に入り込んでしまった食べ物のカスなどが気になりますが、自然と排出されますので絶対にさわらないようにしましょう。

 

歯が抜けた後の治療は何をするの?

 

歯が抜けてしまったら歯医者ではどんな治療があるのか代表的なものをご説明致します。

 

抜けた場所や本数・口腔環境、患者さんの希望などによって治療方針は変わりますので担当の先生とよく相談して決めましょう。

 

1入れ歯

 

入れ歯というと歯がいっぱい抜けてしまって大きい入れ歯を入れるのを想像する方も多いかと思いますが、1本だけでも入れ歯を作成することも可能です。

 

バネで入れ歯を支えるので、バネを掛ける隣接する歯(隣在歯)が必要です。

 

取り外しができるため入れ歯のお手入れは必要になってきますが、残っている歯(残存歯)のお手入れもしやすいため入れ歯もお口も衛生的に保つ事ができます。

 

 

 

2ブリッジ

 

隣の歯が残っている時に選択できる治療法です。

 

抜けてしまった歯の隣の歯を削り、橋渡しをするように詰め物または被せ物を作成します。

 

強力な接着剤で付けるため取り外しはできません。

 

掛橋のように詰め物が入っているため食べ物や菌が溜まりやすく、通常のフロスは通らないので歯間ブラシやブリッジ用のフロスを使用していただくお手入れが必要です。

 

 

 

 

3インプラント

 

顎の骨の中にネジを埋め込み、人工的に歯を埋没する方法です。

 

ご自身の歯と同じように使用することができます。

 

自費診療になりますので費用が高額になりやすく、インプラントまわりの専門的なクリーニングが必要です。

 

 

 

4そのまま経過観察する

 

基本何かしら上記のような処置を行いますが、歯が抜けた場所や体調面・ライフスタイルによっては何も治療をせずそのままにしておくケースもあります。

 

粘膜や骨の経過は追っていくので定期的にお口の中は拝見させていただきます。

 

 

まとめ

 

歯は抜けたまま放置すると、上記のような色々な障害が起こってしまう事が分かりましたね。

 

健康的にも、コミュニケーションに自信を持つためにも、美味しい食事を楽しく食べるためにも歯が抜けてしまった時は早急に担当医の先生に診てもらいましょう。

 

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