入れ歯が痛い!慣れる方法はありますか?
新しい入れ歯を作った時に違和感や痛みを訴える方は多く、日常的に使うものなのでずっと痛みが続いていると辛いですよね。
今回は入れ歯に慣れる方法や痛みを和らげる方法をお話しいたします。
入れ歯が痛い!慣れる方法はありますか?
日々お口の中は少しずつ変化しており、歯の移動や粘膜の筋肉の動きで常に変動しております。
入れ歯は基本的には形は変わらないため、新しい入れ歯はもちろん使い慣れた入れ歯も気付いたら痛みや粘膜の当たりを感じる時があります。
入れ歯はどうしても人工的に作成しているので、快適に使用するためには少しずつ入れ歯調整していくことが必要となってきます。
入れ歯に慣れるにはどれくらい期間が必要ですか?
新しい革靴を購入した時もまずはよく履いて少しずつ慣れていく必要がありますよね。
入れ歯も同様で初めは違和感があると思いますが、強い痛みがなければしばし頑張って入れ続けていくことが大切です。
大体目安としては数日から1週間程度入れ続けていただくと、感覚が慣れて入れ歯の存在を感じにくくなってきます。
強い痛みが続くようであれば無理して入れ歯を入れなくても大丈夫ですので、歯科医院受診の時にどこが当たるのか詳しく教えて下さいね。
入れ歯が当たって痛い時はどうしたらいいですか?
作ったばかりの入れ歯はまだ細かい調整が出来ていないため、どうしても痛みを感じやすい
痛いのを我慢して入れ続けてしまうと粘膜に傷が出来てしまう可能性もございますので、一度外し歯科医院に相談してくださいね。
もし前に作った入れ歯があれば、一時的に前の入れ歯を入れておくという手もございます。
安定剤の利用は必要ですか?
入れ歯が当たって痛みが出てしまい、すぐに歯科医院に行けない時は一時的に安定剤を使用するのも方法の1つです。
痛いところにのみ安定剤を塗布し、粘膜に密着するように取り付けてみて下さい。
安定剤のおかげで症状が一時的に改善しているだけですので、痛みが悪化する前に必ず歯科医院での入れ歯の調整は受けるようにしてくださいね。
入れ歯のバネが粘膜に刺さってしまう時はどうしたらいいですか?
何かの拍子で入れ歯のバネが歪んでしまい、粘膜部分にバネが刺さってしまう場合がまれにございます。
その際は無理して入れ歯を使用せずに、入れ歯をお持ちになってすぐに歯科医院に受診しましょう。
自分でバネを調整したくなってしまいますが、破損の原因になりますので絶対にやめてくださいね。
入れ歯を入れている粘膜部分が痛い!なぜですか?
上記で挙げたように入れ歯が当たって痛みが出てしまう事の他に、入れ歯を入れている粘膜や歯肉が炎症を起こし痛みを生じている可能性もございます。
強い痛みがある時には入れ歯を入れずに、優しい歯ブラシで歯と歯肉の境目を丁寧にブラッシングしてみましょう。
数日で落ち着かない場合は歯周病が進行している可能性もございますので、歯科医院で入れ歯の調整と並行して歯周病治療も受けましょう。
入れ歯の噛み合わせる上下対象の歯が痛むのはなぜですか?
噛み合わせる上下対象の歯が痛む際は、噛み合わせのバランスが崩れてしまっている可能性がございます。
ご自身の歯は日々少しずつ移動しますので、入れ歯との噛み合わせがずれてしまい痛みが生じてしまっているのかもしれません。
その際も細かい噛み合わせの確認と微調整を行うことで、改善することができます。
入れ歯に早く慣れて快適に使いましょう!
入れ歯はどうしても精密なものなので、細やかな調整が必要になって参ります。
その際にどの部分が当たって痛いのか、どんな違和感があるのかを具体的に担当歯科医師に伝えて頂くことで早く快適な入れ歯の完成に近づけることができます。
患者様によっては無調整で違和感も痛みもない方がまれにいらっしゃいますが、ほとんどの方は数回歯科医院に受診いただき専門的な調整を受ける必要がございます。
丁寧な診察・調整を受けて快適な入れ歯生活を送れるようにしましょう。
医療法人さかの歯科
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