入れ歯を清潔&快適に!入れ歯ケースと入れ歯用歯ブラシの選び方
入れ歯を使用している方のなかには、
「入れ歯ケースは必要?」
「入れ歯用ブラシは普通の歯ブラシと何が違うの?」
「入れ歯ケースはどこで売ってる?」
と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
入れ歯は毎日使用するものだからこそ、適切に洗浄・保管することが衛生的にもとても大切です。
入れ歯ケースや入れ歯用歯ブラシを上手に活用することで、入れ歯を清潔に保ち、長く快適にお使いいただけます。
新しく作成した入れ歯を安全に長期間ご使用できるような入れ歯ケースの役割や選び方、入れ歯用歯ブラシの特徴、入れ歯のお手入れ方法について詳しく解説します。

入れ歯ケースは必要ですか?
入れ歯を作成した時に、歯医者や歯科衛生士から入れ歯ケースのお話をされるかと思います。
その際に専用のケースって絶対に必要なの?とお思いの患者様は少なくありません。
歯医者の視点から言うと、入れ歯ケースがないと入れ歯を外したときにそのままテーブルの上などに置いてしまう可能性が高くなります。
さらに、ティッシュなどにくるんでおいておく方が多く、間違えて捨ててしまう方も中にはいらっしゃいます。
そして、入れ歯は正しい方法で保管しないと破損や変形につながる恐れもあります。
紛失の予防や、入れ歯の安全な保管という視点からも、入れ歯専用のケースは作っていただいた方が安心です。
入れ歯ケースの役割とは何ですか?
入れ歯ケースには、主に次のような役割があります。
・入れ歯を清潔に保管する
・入れ歯の紛失や破損を防ぐ
・入れ歯を乾燥から守る
・入れ歯洗浄剤を使用するときの容器として使う
特に、入れ歯はプラスチックと金属で出来ているものが多く、乾燥すると変形や劣化につながる場合があります。
外している間は、基本的に水または洗浄剤、歯科医師から指示された方法で適切に保管すると良いでしょう。

入れ歯ケースの選び方とは?
入れ歯ケースにはさまざまな種類があります。選ぶ際には、使いやすさや衛生面を確認しましょう。
①入れ歯が十分に入るサイズを選ぶ
入れ歯には、部分入れ歯や総入れ歯、ノンクラスプデンチャーや金属床などさまざまな種類があります。
ケースが小さすぎると入れ歯を無理に入れることになり、変形や破損につながる可能性があります。
使用している入れ歯が余裕をもって入るサイズを選びましょう。
②フタがしっかり閉まるものを選ぶ
フタがきちんと閉まる入れ歯ケースなら、持ち運びの際にも安心です。
旅行や外出先で入れ歯を外す機会がある方は、密閉性や携帯性にも注目するとよいでしょう。
③ケースを洗いやすいものを選ぶ
入れ歯ケース自体にも汚れが付着するため、定期的な洗浄が必要です。
凹凸が少なく、簡単に洗えるシンプルなケースは、日常的なお手入れに向いています。
④穴があいていない物を選択する
入れ歯ケースと同じ並びにマウスピースケースが売られていることが多いです。
入れ歯は水に浸して保管するのに対し、マウスピースは乾燥させて保管するため、あえてケースに穴をあけている商品が多いです。
入れ歯用ケースをお探しの場合は、穴が開いていないケースを選択しましょう。
入れ歯ケースはどこで売っていますか?
入れ歯ケースは、一般的に次のような場所で取り扱われています。
・歯科医院
・ドラッグストア
・薬局
・介護用品店
・通販サイト
・一部のスーパーやホームセンターなど
店舗によって取り扱っている商品やサイズは異なりますので、ご自分の入れ歯のサイズに合ったものを選択しましょう。
歯医者では、入れ歯の種類や使用状況に合わせて、適したケースやお手入れ方法について相談できるのがメリットです。
「どのケースを選べばいいかわからない」という場合は、かかりつけの歯医者に相談するか、入れ歯を作成した時に一緒にご購入されると良いでしょう。
入れ歯用ブラシは必要ですか?
入れ歯ケースを同じように、入れ歯専用のブラシのご購入もオススメです。
入れ歯用歯ブラシは、入れ歯を洗浄することを目的として作られた専用のブラシです。
入れ歯を洗う際には、入れ歯用ブラシを使用してお手入れしましょう。
入れ歯用歯ブラシは、一般的な歯ブラシとは異なり、入れ歯の形状に合わせて使いやすいように、毛の硬さやブラシの形などが工夫されています。
入れ歯には、食べ物のカスだけでなく、歯垢や細菌などの汚れも付着します。
入れ歯の形態に合わせた専用のブラシを使用することで、より衛生的に入れ歯をお使いいただくことが出来ます。

普通の歯ブラシではダメですか?
「入れ歯歯ブラシと普通の歯ブラシは違うの?」と思う方もいらっしゃるかと思います。
普通の歯ブラシは、歯を磨く用の歯ブラシであって、入れ歯を磨く歯ブラシではありません。
入れ歯を普通の歯ブラシで磨くと、入れ歯の表面を傷つけてしまう、もしくは十分に汚れを落とせない可能性が高くなります。
さらに研磨剤入りの歯磨き粉を使用して入れ歯をお手入れすると、入れ歯の表面に細かな傷がつき、汚れが付着しやすくなる場合があります。
そのため、入れ歯のお手入れには、入れ歯用ブラシを使用し、歯磨き粉は基本的に使わないようにしましょう。
歯を磨く歯ブラシと入れ歯をお掃除するブラシは分けて使用することが望ましいです。
入れ歯用ブラシはどんな物を選んだらいいですか?
入れ歯用歯ブラシを選ぶ際は、次のポイントを確認しましょう。
両面タイプ
入れ歯用歯ブラシには、ブラシ部分が2種類になっているものがあります。
大きなブラシは入れ歯の歯茎や歯の部分など広い面を洗いやすく、小さなブラシは金属のバネや細かな部分の清掃に便利です。
毛の柔らかい方でプラスチック部分を、硬い方で金属部分を磨くと良いでしょう。
持ちやすいもの
毎日使用するものなので、手に持ったときの使いやすさも重要です。
高齢者など、握力が弱い方や手が動かしにくい方は、柄が太めのタイプなどの持ちやすいものを選びましょう。
入れ歯を傷つけにくいもの
入れ歯は強くこすればよいというものではありません。
特にノンクラスプデンチャー(スマイルデンチャー)などの入れ歯は、力をかけすぎると破損の恐れもあります。
入れ歯の素材や種類によって適した清掃方法が異なるため、使用している入れ歯に合ったブラシを選択しましょう。
入れ歯の正しいお手入れ方法とは?
入れ歯のお手入れは、基本的に次のような流れで行います。
①入れ歯を外す
入れ歯を外す際は、無理な力をかけないように注意します。
歯医者で患者様に合った入れ歯の外し方の指導があるかと思いますので、指示に従って外しましょう。
落として破損させないため、洗面器やタオルなどを敷いた場所で外すのもおすすめです。
小さい入れ歯は流しの排水溝に落とさないように注意しましょう。
②水で汚れを洗い流す
まずは流水で食べ物のカスなどを洗い流します。
熱湯を使用すると入れ歯が変形する可能性があるため、熱いお湯は避け常温か冷水で洗浄しましょう。
③入れ歯用ブラシで清掃する
入れ歯用歯ブラシを使い、入れ歯の表面や裏側、金属のバネなどを丁寧に清掃します。
強い力でゴシゴシ磨くのではなく、入れ歯を傷つけないよう優しく洗うことがポイントです。
この時歯磨き粉は使用しないよう注意してください。
入れ歯専用の洗浄フォームの販売もありますので、気になる方は必ず専用洗浄フォームを使用しましょう。
④入れ歯洗浄剤を使用する
ブラシでの清掃に加えて、入れ歯洗浄剤を使用する方法もあります。
洗浄剤は製品ごとに使用方法や浸け置き時間が異なるため、必ず説明書を確認して使用しましょう。
さらに部分入れ歯用と総入れ歯用、ノンクラスプデンチャー用など入れ歯の種類によって洗浄剤が分かれていることが多いです。
ご自分の入れ歯に合わせた洗浄剤を選択するようにしましょう。
分からない時は、歯医者でも購入できますので、さかの歯科までご相談下さい。
⑤入れ歯ケースで保管する
入れ歯を外している間は、入れ歯ケースを使って適切に保管します。
水に浸けて保管する場合は、清潔な水を使用し、水もこまめに交換しましょう。
⑥使用前にしっかりブラシで清掃する
入れ歯洗浄剤を使用したあとは、薬剤の力により入れ歯の汚れが浮き上がっている状態です。
洗浄剤から入れ歯を取り出したら、入れ歯専用ブラシでしっかり汚れを落としてから、お口にはめるようにしましょう。

入れ歯のお手入れでの注意事項とは?
入れ歯を長く快適に使用するためには、いくつか注意点があります。
歯磨き粉で入れ歯を磨かない
一般的な歯磨き粉には研磨剤が含まれていることがあり、入れ歯を傷つける可能性があります。
入れ歯に傷がつくと、細菌が繁殖しやすくなり、臭いやヌメリの原因になります。
細菌が繁殖した状態の入れ歯をお口の中に入れると、唾液と一緒に体内に細菌が入り込んでしまいます。
入れ歯をブラシで清掃する際は、水でしっかり洗い流すか、入れ歯専用の洗浄フォームを使用するといいでしょう。
熱湯をかけない
入れ歯の素材によっては、熱によって変形する可能性があります。
洗浄するときは熱湯ではなく、水またはぬるま湯を使用しましょう。
入れ歯を強くこすらない
汚れを落とそうとして強くこすると、入れ歯に傷がつくことがあります。
特に金属部分やクラスプなどは、無理な力を加えないよう注意が必要です。
入れ歯はプラスチックと金属で構成されていることが多いです。
基本的にプラスチックと金属は接着しないので、金属のバネに負荷がかかると、バネが曲がる、折れる、外れる可能性や、入れ歯が割れる、壊れてしまう可能性が高くなります。
入れ歯を清掃する時は、優しい力で何度もこすり洗いして、汚れを落としましょう。
入れ歯ケースも清潔にする
入れ歯だけでなく、入れ歯ケースも定期的に洗浄しましょう。
入れ歯ケースは基本的にプラスチックで出来ていることが多いです。
プラスチックは汚れが繁殖しやすい特徴があります。
ケースが汚れていると、せっかく入れ歯をきれいにしても、再び汚れが付着してしまう可能性がありますので、ケースもたまにお掃除してくださいね。
入れ歯のご相談はお気軽に歯医者まで
始めて入れ歯を使用される方は、どのような道具が必要で、何を選んだらいいのか悩む方が多いです。
入れ歯のトラブルはもちろん、入れ歯ケースや入れ歯専用ブラシなどのケア用品のご相談もお気軽にさかの歯科までご来院ください。
入れ歯の作成や調整をご検討されている方は、京都府京都市西京区「さかの歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では様々な歯のトラブルのご相談・治療をお受けしています。
詳しい診療内容は「こちら」でもご確認いただけます。
「WEB予約」は24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。
***より詳しく知りたい方はこちら***
<入れ歯Q&A>
医療法人さかの歯科
〒610-1146 京都府京都市西京区大原野西境谷町2−14-13
洛西ニュータウン 境谷センター商店街内
TEL:075-331-7070
Google情報: https://g.page/r/CfLjKV1yR4GCEAE
入れ歯専門サイト: https://gishi-kyoto.com/
