入れ歯が取れない!外れなくなってしまった時はどうしたらいいですか?
取り外しができることがメリットの入れ歯ですが、ぴったりはまってしまい外れない事もありますよね。
特に新しく作ったばかりの入れ歯や、調整後すぐの入れ歯はスムーズに取り外しができないこともしばしばあります。
今回は入れ歯が取れなくなってしまった時、外れなくなってしまった時にどうしたらいいかお話していきます。
入れ歯が取れない!外れなくなってしまった時はどうしたらいいですか?
入れ歯は取り外しができるようにしっかり調整の上、患者さんにお渡ししております。
取り外しタイプの入れ歯は必ず外れるので安心してください。
まずは落ち着いて歯科医師から指示があった通りに鏡を見ながらゆっくりと入れ歯を外すようにしてみてください。
それでもなかなか外れない時や、歯肉に当たって痛みを感じるときは無理に自分で外さずに作った歯科医院に連絡しましょう。
場合によっては入れ歯のバネを緩めるなどの入れ歯の調整を行うことがあります。
なぜ入れ歯は外れなくなるのですか?
入れ歯は日常的に使用するものなので、お口の粘膜や歯や歯肉の形にぴったり合うように作成しています。
その為あまりにも適合が良いとなかなか外しにくくなってしまう事はよくあります。
段々と使用していくうちに入れ歯も患者さんのお口の中もなじんできて、少しずつ外しにくさも感じなくなってくるでしょう。
入れ歯がなじむまで1週間~1か月程かかりますので、ゆっくり取り外しの練習を行ってみてくださいね。
入れ歯をうまく外す方法はありますか?
部分入れ歯の場合
入れ歯の種類にもよりますが、保険診療で作られる一般的な入れ歯はプラスチックと金属のバネでできています。
バネの部分を指でゆっくりと持ち上げて垂直に入れ歯を外します。
この時に入れ歯を垂直に持ち上げることがポイントで、斜めに力をかけてしまうとどこかに引っ掛かり外れなくなります。
バネが数か所ついている入れ歯で垂直に下げても外れない時は、歯の丸みを少し乗り越えるぐらいバネを下げてから垂直に入れ歯を外してみてください。
総入れ歯の場合
総入れ歯の場合も同じく粘膜と入れ歯の適合がいいとしっかり吸着し外れにくくなります。
その際は入れ歯の前歯を持ち、奥から空気を入れてあげるように傾けて外すといいでしょう。
コツをつかめば総入れ歯は「カパッ」と簡単に外れます。
唇に引っ掛かって出しにくいときは、入れ歯とこ横向きにすると出しやすくなるのでやってみてくださいね。
バネがきついので自分で調整してもいいですか?
バネがきつすぎて入れ歯が外れなくなることもよくあり得ます。
しかし、バネを自分で調整するのは絶対にやめてください。
ご自分でバネを調整すると入れ歯に負荷がかかりすぎてしまい、バネが取れる・入れ歯が割れるなどの破損のリスクが高まります。
バネがきついなと感じたときは歯科医院へ連絡して調整してもらうようにしましょう。
なんとか入れ歯を外せたが、今度は入れられなくなった
患者さんが頑張って入れ歯を外していただいた後に、今度は入れ歯が入れられなくなることが稀に起こります。
もしかしたら入れ歯を外す時に無理な力がかかり、入れ歯が変形してしまった可能性があります。
歯科医院で教わった通りに入れ歯を入れようとしてもなかなかスムーズにはまらない時は、無理せずに早めにご連絡ください。
入れ歯が外せない時はそのままにしておいてもいいですか?
入れ歯が外せなくなってしまった時、そのままずっと入れっぱなしにするのは絶対にやめましょう。
入れ歯は取り外しをして使用するものです。
長期間入れたままにしておくと寝ているときの誤飲の可能性・お口の衛生不良・歯周病やむし歯のリスク・歯肉の炎症などが起こり、残っている歯や身体にも影響が出てきてしまいます。
必ず入れ歯を外して洗浄、残っている歯をよく磨く、寝るときは外して専用ケースに入れて保管するなど取り扱いに気をつけましょう。
***より詳しく知りたい方はこちら***
医療法人さかの歯科
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