入れ歯の正しい保管方法とは?水につける理由や長く安全に保管する方法についてご説明します
入れ歯を新しく作成した方は、なるべく長くトラブルなく使用したいですよね。
歯科医師や歯科衛生士から取り扱いの説明がありますが、「なぜ水につけないといけないの?」「入れ歯を衛生的に保管するいい方法は?」など疑問もわいてくるかもしれません。
今回は入れ歯の正しい保管方法や、なぜその方法がいいのか理由も併せてご説明致します。

入れ歯の正しい保管方法とは?
入れ歯はご自身で取り外しができるタイプの抜けた歯を補う治療法の1つです。
大きなメリットは取り外しができる事です。
流水下でしっかり洗浄することができ、口腔外で調整もできるので、患者様の負担が少なく済みます。
しかし、入れ歯は入れ歯専用のお手入れと保管が必要となります。
正しい保管が行えないと、せっかく作った入れ歯が使えなくなってしまう事もありますので、注意が必要です。
入れ歯をそのまま放置しておくとどうなりますか?
正しい入れ歯の保管方法をできていない場合、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
・入れ歯が変形する
・入れ歯が割れる、壊れる
・変なにおいが出てくるようになる
・カビが生える
・入れ歯が口に合わなくなる
・食事が噛みにくくなる
・食事の味が変わる
・入れ歯を使うと歯肉に傷が出来る
上記のような症状がある場合は、正しいお手入れ方法を実践していただくか、入れ歯を作成した歯科医院で調整が必要になる事があります。
あまりにも状態が悪化している入れ歯は、改めて新しい入れ歯を作成する必要もあるので注意が必要です。

正しい入れ歯の保管方法4つとその理由
正しい入れ歯の保管方法は以下の通りです。
1.入れ歯を外したらすぐ水に浸す
入れ歯はプラスチックで出来ているので、乾燥した状態で置いておくと変形してしまいます。
入れ歯が変形するとお口に合わなくなり、入れ歯が入れにくくなる、もしくは入らなくなる可能性があります。
入れ歯を外したらすぐにお水に浸し、入れ歯の変形を防ぐようにしましょう。
2.入れ歯洗浄剤を使用する
入れ歯の素材であるプラスチックの表面には小さな穴か無数に開いており、汚れが溜まりやすく細菌が繁殖しやすい特徴があります。
ブラシでこするだけだと、細かい隙間の細菌まで落としきることができません。
歯科医院や薬局で販売されている入れ歯洗浄剤を積極的に使用し、ブラシでは落とせない細かい隙間までしっかり消毒、洗浄することをオススメ致します。
3.ブラシでしっかりこすり洗いする
上記とは逆に、入れ歯洗浄剤のみの使用だと大きな汚れは落としきることができず、入れ歯にぬめりが発生したり、カビが生えたりする可能性があります。
入れ歯洗浄剤で浮いてきた汚れをしっかりブラシでこすり洗いしましょう。
入れ歯を洗うブラシは入れ歯専用の歯ブラシを用意するか、入れ歯用ブラシを新しく購入すると尚効率よく汚れを落とせます。
4.入れ歯保管専用ケースを準備する
入れ歯を入れるための専用の容器を準備しましょう。
使用していないタッパーやコップなどでも構いませんし、入れ歯専用ケースをご購入いただくのもオススメです。
入れ歯洗浄剤を入れられるように、底が深い物をご選択されるといいでしょう。

誤った入れ歯の保管方法とは?
誤った入れ歯の保管方法を行うと入れ歯の変形や体に影響が及びます。誤った入れ歯の保管方法は以下の通りです。
ティッシュにくるむ
ついつい面倒になってしまい、ティッシュなどで入れ歯をくるんで端っこに置いておくと、そのまま忘れて間違えて捨ててしまう方がいらっしゃいます。
紛失した場合は新しく型取りからの作成が必要になりますし、入れ歯は保険で作成したとしてもご料金が高い場合が多いので注意が必要です。
入れ歯を外したら、すぐに専用ケースに入れ水に浸すように心がけましょう。
乾燥させる
入れ歯は乾燥にとても弱いです。
入れ歯の素材のプラスチックは乾燥すると変形し、歪む特徴があります。
一度歪んでしまった入れ歯は元に戻ることはなく、歯科医院での調整を行うか、場合によっては新規作成が必要になることもあります。
入れ歯は乾燥させないように、注意しましょう。
入れ歯をお口に入れっぱなしにする
入れ歯を外さずにお口に入れっぱなしにすると、残っている歯に負担がかかったり、歯周病が進行したり、粘膜に傷が出来るなどのトラブルが起こる可能性があります。
さらに小さい入れ歯を入れたまま就寝すると、寝ている間に外れてしまい誤って飲み込んでしまう事もあり、誤飲や誤嚥の可能が高くなります。
夜寝る前は必ず入れ歯を外して、専用容器で保管し、朝起きてから取り付けるように習慣づけましょう。
熱湯消毒する
入れ歯に熱湯をかけて消毒をすると、大きく変形してしまいます。
入れ歯はお口の中にぴったり合うように作成されていますので、少しでも変形すると合いが悪くなります。
熱湯をかけて消毒するのは避け、入れ歯洗浄剤で薬液消毒するようにしましょう。
使用せずにしまったままにしておく
入れ歯を作成した後に使わずにそのままずっと保管しておくと、いざ使いたい時に入れ歯が合わなくなってしまいます。
入れ歯を入れないとご自身の残っている歯が少しずつ動いてきてしまい、入れ歯を入れるスペースが無くなる可能性や入れ歯のバネがかからなくなることもあります。
新しい入れ歯は慣れるまで痛みを感じる方も多いですが、少しの時間でもいいので毎日入れ歯を使用するようにしましょう。
入れ歯の洗浄を行わない
入れ歯の保管時にはブラシで磨いたり、洗浄剤に浸す必要があります。
洗浄を行わずに水に浸すのみで保管を行うと、入れ歯の細菌が増殖し、入れ歯にぬめりやカビが生えてしまう可能性があります。
細菌が増殖した入れ歯をお口に入れるのは、体の健康にも残った歯の健康にもよくないので、必ずしっかり洗浄をした衛生的な入れ歯を使用するようにしましょう。
入れ歯を衛生的に保管して、快適な入れ歯ライフを送りましょう!
入れ歯は毎日使用するものなので、どうしてもメンテナンスを面倒に感じてしまう方も多いかと思います。
しかし、毎日使用するからこそ、お食事中にも使用するからこそ、正しい保管方法が大切になります。
衛生的な入れ歯を使用し、ご自身の歯やお身体の健康を保ちつつ快適な入れ歯ライフを送りましょう!
入れ歯の作成や調整をご検討されている方は、京都府京都市西京区「さかの歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では様々な歯のトラブルのご相談・治療をお受けしています。
詳しい診療内容は「こちら」でもご確認いただけます。
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